風は吹いてはくれない

はじめからひとりでいればいい

その方が楽だから

誰にも迷惑かけずに済むから

わかってもらおうなんておもってない


でもあなたはどうして

どうしてそんなに受けとめてくれるの


鼻歌をうたいながら

この大海をずっと旅してきたの


だからきっとまた漕ぎだせる

そうおもって風を待っているのに

風は吹いてはくれない


あなたに会いたい

どうしてこんなに涙があふれてくるの


水平線の向こう

あんなに綺麗なサンセットなのに

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